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アジア最大級の国際アートフェア「Art Stage 2014」

2014年1月16日~19日に、Sands Expo and Convention Centre at Marina Bayで「Art Stage Singapore 2014」が開催されました。

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2011年の初回より「We Are Asia」をスローガンに掲げ、アジア地域の現代アート市場をリードしてきた国際アートフェアです。4回目となる今年は28ヵ国から158のギャラリー、600人以上のアーティストが参加しました。15日に行なわれたメディアと招待客向けのプレビューを含め、来場者数は過去最多の4万5,700人を記録しました。期間中はアーティストやキュレーター(学芸員)によるトーク、ワークショップ、ガイドツアーが無料で行われ、好評を博しました。

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出展ギャラリーの75%はアジア太平洋地域からの参加でした。東南アジア諸国の経済成長などにともない、アート市場も活性化しています。フェア期間中に多くのギャラリーが、満足のいく売上を達成したと報告されています。

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日系ギャラリーでは、シンガポールにも拠点を置く「オオタファインアーツ」「ミヅマギャラリー」など15社が出展しました。「小山登美夫ギャラリー」では奈良美智さんの作品4点がそれぞれ1万1,000シンガポールドルで成約。「IKKAN Art Gallery」では、チームラボの新作や土佐尚子さんの作品など、合計20点が55万USドルで売れたといいます。

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日本ならではのテーマを扱うチームラボの映像作品は、2月16日まで開催中の「Singapore Biennale 2014」でも展示され、地元の新聞で大きく取り上げられるなど話題を集めています。

チームラボ1_冷たい生命

チームラボの作品『冷たい生命』

チームラボ2_追われるカラス、追うカラスも追われるカラス

チームラボの作品『追われるカラス、追うカラスも追われるカラス』

 

土佐尚子さんの映像作品もフェア会場のマリーナ・ベイ・サンズにあるアートサイエンス・ミュージアムで特別展示されました。

Ikkan Art Gallery

「Ikkan Art Gallery」の代表・眞田一貫さんは、「ビエンナーレの影響もあり、お客様からの反応は非常によい。フェア初日からひっきりなしに商談が続いている」と、お話を聞かせてくれました。

 

今年は従来のギャラリー別ブースに加えて、「プラットフォーム」という新しい展示空間を設置しました。アジア太平洋地域の8つの国とエリアを代表するプラットフォームでは、各国で活躍するキュレーターが展覧会方式でテーマを決めて作品を選択しました。

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日本のプラットフォームを手掛けたのは、東京・六本木の「森美術館」でチーフ・キュレーターを務める片岡真実さん。

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「Dark Matter: Invisible Presence」をテーマに、米田知子さん、廣瀬智央さん、宮島達男さん、さわひらきさん、中西信洋さんの作品を選びました。「Dark Matter(ダークマタ―/暗黒物質)」とは、宇宙の4分の1を構成するといわれる不可視で正体不明の存在のこと。記憶、意識、眠りなど、目には見えないものに焦点を当てました。

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中西さんの作品

中西さんのインスタレーション作品を扱う「Yumiko Chiba Associates」の担当者の方は、「明るい会場内で、日本のプラットフォームは照明を抑えた空間を作っていてインパクトが強い。美しい作品が多く、立ち止まって見入る人が多い」と来場者の反応を語ってくれました。

 

最大スペースを誇る「東南アジア」のプラットフォームでは、シンガポールをはじめとした8カ国から、31作品が紹介されました。

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今年は「Singapore Art Week 2014」や「Singapore Biennale 2014」などのイベントが同時期に開催されたこともあり、海外からの来場者も大幅に増えました。

同フェアの創始者でディレクターのLorenzo Rudolfさんは、シンガポールをアジアのアート市場の中心地、国際的なアートハブにすることを目指しています。

 

<詳細情報(2014年)>

【日時】 2014年2月16日~19日 (*15日:プレビュー)

【会場】Sands Expo and Convention Centre at Marina Bay

【入場制限】なし (一部ビジネス関係者向け)

【URL】 http://www.artstagesingapore.com/


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